バイアグラが薬局に売っていない理由
2020年現在法律の改正により、コンビニ、ネットショッピングなどで薬をかえるようになりました。欲しいときに薬が買えるようになり、便利でありがたいと思っている人は少なくありません。しかし、一部の薬はネットやコンビニ、処方箋薬局ではない、ドラッグストアでは扱っていません。バイアグラなどのED治療薬も例外ではありません。ここではなぜED治療薬はネットやコンビニでは購入できないのか徹底解説をしました。
価格は保険適用外なのでバラつきがある
バイアグラなどのED治療薬は保険適用外です。そのため、クリニックによって価格は自由に設定できるのでバラバラです。一方、自由に価格を設定できるということはすなわち適正な価格のクリニックを選べるということです。また、バイアグラはジェネリックもでているため、ほかのED治療薬より価格はおさえられるでしょう。
ちなみに、バイアグラのジェネリックとは、ファイザー株式会社のバイアグラ以外で厚労省から承認を得た「シルデナフィル」を有効成分とした勃起不全治療薬のことをいいます。
医師の処方箋が必要
現在日本で入手できるED治療薬は、「バイアグラ」「レビトラ」「シアリス」の3種類です。日本では、このどの処方箋を出している薬局以外では手に入りません。「なかにはもっと安くならなか」と血眼でネットから探す人もいるでしょう。しかし、法律上ED治療薬や向精神薬など一部の薬は、処方箋を受けなければ購入できません。ネット上で医師に処方された薬は販売できません。販売すると違法となり、日本国内の刑法で罰せられます。
ネットで売っているバイアグラは要注意
地方などにはまだED治療院も多くはなく、クリニックへアクセスしづらい場所の人をターゲットにした悪質な業者が後をたちません。しかし、ある製薬会社によると、インターネットで出回っているバイアグラなどのED治療薬のほとんどが粗悪な偽物だそうです。飲んだ場合、どんな副作用や危険が潜んでいるか、はかり知ることはできません。
いくら安いからといってネットでバイアグラなどのED治療薬を購入するのはリスクが高いといえます。
バイアグラを使いたいなら、インターネットで安価なバイアグラを探すより、通えそうな治療クリニックを探す方が先決です。そして治療クリニックでバイアグラの正しい服用方法と処方を教えてもらいましょう。
かかりつけ医師に相談したり、友人に相談したりしてみてもよいので、
EDに悩んだらインターネットで薬を購入するのではなく、必ずEDの専門医が処方した治療薬をもらって治療していきましょう。