簡単じゃない!そこが魅力のゲーム
モバイルで楽しむタクティクスRPG
今やすっかりゲーム機として主流になっているスマホゲームに、本格的タクティクスRPGが登場しました。
タクティクスRPGとはシミュレーションRPGの中の1ジャンルであり、1995年に大ヒットとなった「タクティクス・オウガ」タイプの戦闘方式を参考にしているというところが特徴です。
「タクティクス・オウガ」から先に説明をしていくと、ここでとられている戦闘方式はターン制によるマス目移動と攻撃選択をしていくタイプのもので、登場人物の特技や武器、身体能力によって移動距離や遠距離攻撃を伸ばすことができます。
同様の戦闘方法をとる名作ゲームとしては「ファイアーエムブレム」や「サモンナイト」「戦場のヴァルキュリア」などがあります。
ドラゴンクエストやファイナルファンタジーのようなターン制の選択式の戦闘の場合には、登場人物のレベルと所有している武器の強さが勝敗を決める大半の要素になっていたのですが、タクティクス式のRPGの場合にはレベルや武器以上にプレーヤーの戦術が重要になってきます。
頭脳戦が求められるRPGということで通常のタイプよりも全体的な難易度が高くなってしまうので、どちらかというと大人向けのゲーム方式です。
そんなじっくり考えながら楽しむことができるタクティクスRPGとして今注目を集めているのが「誰ガ為のアルケミスト」というゲームです。
「誰ガ為のアルケミスト」の特徴とは
「誰ガ為のアルケミスト」はAppStoreおよびGooglePlayで配信されているスマホ向けのゲームです。
ゲームでは作りこまれたグラフィックとともに十分に練られた世界観、それに豪華なスタッフ&キャスト陣によって構成されています。
ここ最近のスマホゲームというのはどちらかというとコレクション的な要素が多く、ゲーム内容そのものはほとんど事務的作業でしかないということもよくあるのですが、この「誰ガ為のアルケミスト」はそうしたゲーム業界の流れとは異なるしっかりゲームとして楽しめる内容になっています。
問題があるとすればゲーム内容が非常に難しいということで、通常のゲームならば初心者でも簡単にクリアできるはずの序盤戦からガンガン難易度の高いマップが登場してきます。
タクティクス系のRPGに十分慣れているという人であってもいきなり即死を食らってしまうということも珍しくなく、一歩間違うとクソゲー扱いされかねないほどの内容です。
独特のシステムとなっているのが味方の遠隔攻撃であっても攻撃範囲にいれば味方でもダメージを受けてしまうということです。
そのため接近戦が強いキャラクターで切り込みそれを遠くから援護するというタクティクスRPGおなじみの先方が通じません。