色染めると個性は出るけどさ
おしゃれだけど心配な事が…
ドラッグストアで働いていると様々な新商品などを日々目にすることになるのですが、最近特に多くなっているのが若い年齢の方々が髪を染める染毛剤を購入していく事です。
こうした染料に関してもカラーバリエーションが広がっているので、以前のように少し髪の色を明るくするというものだけではなく、赤や紫、黄色など色々なカラーリングがあります。
おしゃれのためにいろんな色で髪を染めるというのは悪い事ではありませんが、若いうちから頭皮への刺激を与えていると将来が心配になってしまう部分もあります。
僕が学生時代は一般的に薬についてのものなどを勉強していることになりますが、髪の毛を染める際に必要とされている材料の中には頭皮に非常に悪いものが含まれていることも知っています。
美容院などでは専門的な染毛剤として頭皮への刺激も非常に少ないものが研究開発されているのですが、市販されているものはどうしてもコストを抑えるため、刺激の強いものが使われている可能性が高いです。
実際に髪の毛を染めているご本人たちは何もこのようなことを知らないのか、それとも知っていても気にしていないのかはわかりませんが、髪の毛を染めている間のあの特徴的な匂いというのは間違いなく、頭皮に色々な刺激を与えているので、いずれ頭皮が炎症を起こしたり、ひどい抜け毛に悩まされるなんていうことが心配です。
トリートメント忘れないことが大切
薬剤師の僕が髪の毛や頭皮についてブログを書いてるなんて、不思議なことかもしれないけど本当に頭皮への刺激というのは大変なもので、年齢を重ねるに従って頭皮へのダメージも大きくなり、将来的には抜け毛に悩まされるなんていうことがあります。
おしゃれのために髪を染めると自分の個性をアピールすることにつながり、とても綺麗に染めることができれば自分自身でも嬉しくなると思うけど、健康的な頭皮や髪の毛を守っていくのであれば、やっぱり染めた後のケアが大切ですよね。
たくさんの染毛剤が販売されている中で、その他にもトリートメント剤が販売されていますから、髪の毛を染めるのであれば、その後毎日十分なトリートメントをした方が良いですよ。
女性に関わらず男性でも頭皮のダメージというのは大きく、まして女性より抜け毛に悩まされてしまうことが多いので、頭皮の状態は健康的に維持してほしいと思います。
それからリーズナブルに販売しているからと言って染毛剤を頻繁に使ってしまうのは、やっぱりすごく心配なので最低でも3ヶ月の間をあけて使ったのが良いでしょう。
数ヶ月の間に何度も使ったり、毎月使ってしまうなんていうのは髪の毛にも頭皮も悪い影響をたくさん与えてしまうことになるので注意してくださいね。