募金、優しい人が多い

何気なく他人を思いやれることが大切

ドラッグストアだけでなく、コンビニエンスストアやそれからデパートなんかでも募金箱が置いてある事がありますが、僕が働いてるお店にもレジのところに募金箱があります。
こうした募金箱というのは全く気づかないで帰ってく人もいるけれど、自分が買い物をした後のおつりを募金箱に入れてくれる人や、その他にも会計作業をしている間にお財布の中の小銭を募金箱に入れてくれる人などがいます。

募金というのはあくまでも自己満足だという人もいますが、募金をすることによって実際に多くの人々が助かることは間違いありません。
でも実際を考えてみると、自分が募金したお金ってどこで使われているのか詳しく知るのは難しいですよね。
極端な話、もしかするとお店側が売り上げとして使っているかも知れないし、本当に福祉団体などに使われているかどうかと不安になったりすることもあるなんていう意見も聞きますが、僕の店では必ず募金箱に貯まったお金を福祉団体に寄付するようにしています。

でも、募金箱にお金を入れてくれる人たちはこんな詳しいことまで知らないで募金をしてくれるので、本当に思いやりがあってとても優しい人がたくさんいるんだということを実感しながら働いています。
たとえ自分の財布が重たくなってしまうと言う理由であっても、自分のお金を募金箱に入れて他人の助けにするって言うのは簡単なようで難しい事ですよね。
僕だって小銭を募金箱に入れることはありますが、それはあくまでも働いていて、どのようにお金が使われてるのかがわかっているからです。

詳しいことを知らないで募金箱にお金を入れるというのは思いやりだけではなく、勇気のある行動だと思っています。

必ず一言忘れずにお礼を言う

お店の募金箱にお金を入れてくれたところで僕自身が助かるわけではありません。
でもやっぱり自分が働いているお店の募金箱にお金を入れてくれる人がいるのは本当に嬉しいことだし、人々の思いやりに触れながら毎日を過ごすことができるので、自分がレジ周辺にいるときのお客様やその他の募金箱にお金入れてくれた瞬間を見た時には、必ずありがとうございますと心からお礼を言うようにしています。

不思議なことに募金をしてくれる人というのは僕がお礼を言った時にもどういたしましてなんていう言葉は出さず、そのまま帰っていくのですが、それが当たり前のことだと思っているんだと思います。
誰に言われたわけではなく、義務感など感じているわけでもなく誰かの役に立ちたいといった思いが自然に募金という行動に出ているので、お礼を言われたところで自分が返す言葉はないというのは非常に素晴らしいことですよね。
僕もコンビニでおつりが出たりすると出来る限り募金をするように心がけているのですが、思いやりを持った優しい人々がもっと増えてたくさんの人々を助けることができれば良いと思っています。